Kit_A ( a.k.a. KITA YOSHIKI )

Roadcone with ....

 ロードコーンは、人間が係る場所に置かれます。それは、これから作られていく場所だったり、人がすごく集まる場所だったり、人の手に触れてほしくない場だったり…。人がいる場所、いた場所を証明するものの一つとも言えるでしょう。 また、本来は道路標識と同様に「注意喚起」などのために使われる物ですが、その形状の愛らしさからいろいろな使われ方をもしています。

※札幌国際芸術祭(2014.07.19〜09.28)の期間、その風景、係る人々をロードコーンと一緒に撮影、その様子を紹介するページとして作成したのがはじまりです。

↑ Roadcone with you. ロードコーンと一緒に撮りました。click!!

2014年8月19日火曜日

写真を撮らせてください。。。

 うら若い女性に向かっていきなり「写真を撮らせて下さい。」というと怪訝な顔をするか、「お断りします。」なんていう返事が返ってくることも多々あります。それは、お前がオッサンで怪しげだからだ!と言われればそれまでですが、知らない人に声をかけられたときの一般的なまともな反応だと思います。

 がしかし、「コレ(ミニロードコーンを差し出し)といっしょに撮らせて下さい。」と言うと、反応は大きく違います。
 「何かに使うんですか?」「作品ですか?」「えっ!何ですか?コレ?かわいい!」という具合に自分を見ないで、その行為に注目されるわけです。(中には、声をかけるだけより、怪しげな目つきで見てくださる方もいらっしゃいますが…)また、最近は友達の友達とかでfacebookなどで私の存在を知らない方でも写真のみ知っている人も増えてきて、「ミニコーン」を見せるとそれだけでわかってくださる方もいます。

 つまりは、「ロードコーン」を間に挟むことで「怪しいオッサンが写真を撮らせてくれ。」と言っている行為を「お目こぼし」してもらえる可能性が高くなるのです。これは、まさしく「しばらくの間の工事だから…」ということで、その存在を「お目こぼし」してもらえる「ロードコーン」の本来の目的にかなり近いものがあります!と言えば強引でしょうか。また、これを証明したくてやり始めたわけではないし、偶然気がついたのですが…。


 なので、最近は最初は何も出さずに「写真を撮らせて下さい」と言って一度反応を見ることが多いです。ただ、連続でやると、汚いものを見るような目つきに耐えられなく、凹みすぎて立ち直れなくなるので、コーンなしの声掛けは続けてはできません。

 「いや、ロードコーンでなくても、ぬいぐるみとか可愛い物の方が声をかけやすいだろ?」などと無粋なことを言ってはいけません。

1 件のコメント:

  1. ああ!これでは声をかけるターゲットが若い女性だけのオッサンの文章ではないか!

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